俵山温泉(たわらやまおんせん)は千年以上の歴史を誇る、昭和な雰囲気が漂う温泉街です。
俵山温泉の最大の特徴は、昔ながらの湯治場スタイルが今も引き継がれているというところです。
ほとんどの宿は内湯を持たず、そのため宿泊客は外湯で入浴します。これは、もともと外湯を中心に開けた温泉街であるため、また源泉の少ない湧出量を守るためなんだそうです。
今でもこれだけの大きな規模で、温泉場の基本である外湯文化が続いているのは、全国的にも珍しいそうです。
また俵山温泉では、宿から外湯へ向かう際、浴衣と下駄というスタイルが
一般的なんですが、これもまた、湯治場の雰囲気を感じることの出来る俵山温泉らしい光景です。
俵山温泉の泉質は強アルカリ単純泉で、特にリウマチに効く名湯として有名です。他にも神経痛、関節痛などにも効果があるといわれています。湯治場らしく、長期の療養で滞在される方も多いようですね。山口県のひっそりとした山間部に位置しているので、とても静かな環境の中で湯治できるのもいいようです。
また、俵山温泉は「国民保養温泉地」、「国民保健温泉地」の指定を受けています。
2014.07.22 町の湯、白猿の湯の料金表示等を削除しました。
2008.01.21 閉館のため、「川の湯」のページを削除しました。
2007.11.25 サイトを開設しました。